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「認知症 外来」腸から改善することで認知症の予防と対策できる!その方法を紹介

年齢とともに増え、国内では推計500万人超す

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今回から8回にわたって認知症を取り上げます。認知症とは、一度は正常に発達した認知機能が脳の病気のために持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態を指します。かつては「痴呆(ちほう)」という名称でした。正しくは認知機能障害とすべきなのですが、認知症という新しい用語が急速に定着したので、ここでも「認知症」を使います。

 認知機能には記憶、思考、見当識、理解、判断、計算など、多彩な機能があります。認知症ではこれらにさまざまな程度で障害が起きますが、遂行機能の障害が特徴とされています。遂行機能とは、例えば料理を作るなど、あることを企画し、準備をして、何か間違いがあれば修正しながら、目的を達成するまでの一連の過程をきちんと実行できる能力のことです。

 また、記憶力の低下も認知症の症状の一つです。記憶力は年齢とともに低下し、次第に物忘れが目立つようになります。正常の加齢現象なのか、その範囲を超えた病的な記憶障害なのかを見極める必要があります。

 認知症の原因はたくさんありますが、アルツハイマー病、脳血管障害性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症の四つが主なものです。かつては脳血管障害によるものが多かったのですが、最近ではアルツハイマー病が最も多くなっています。これらの病気については各論で説明します。

 一方、認知症のような症状がみられても、必ずしもこのような病気が原因とは限りません。慢性硬膜下血腫、甲状腺機能低下症などは、早期の治療によってよくなりますので、こうした病気を見逃さないことが大切になります。

 認知症は年齢とともに増加し、85歳では3、4人に1人の頻度になります。超高齢社会を迎えた日本では、500万人を超えたという推計もあります。認知症の早期診断と治療、そして予防法の開発は待ったなしの課題なのです。

(朝日新聞 2015年7月25日掲載)

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